去る6月3日、横浜において、全国子育てタクシー協会の第5回通常総会及び記念フォーラムを開催いたしました。
会員はもとより、100名を超える方々にご参加頂き、大盛況のうちに終える事ができました。
ご参加頂いた皆さん!本当にありがとうございました!
ツイッターを通じて知り合った、きぬたくさんや、日経オンラインビジネスの私の記事を書いてくれた荻島さんも駆けつけてくれて、本当に有意義な時間を過ごすことができました。
本年度の記念フォーラムは「企業とNPOの協働」をテーマに、横浜市立大学の影山先生にご講演を頂いたのですが、先生のお話を聞き、この子育てタクシー事業が、時代のニーズにマッチし、先駆的な方法で利用者の方へ提供をしているのだと改めて感じる事ができました。
横浜のタクシー事業者と子育て支援のNPOさんの組み合わせで3組の事例発表も行いました。
それぞれが、地域に根ざした事業になるように手を組み奮闘している様子が紹介されました。横浜のタクシー事業者と、子育て支援事業者のアツアツの交際ぶりは、みんなのいい刺激になったようです。
事例発表の1つに障がい児さんのご家庭の支援を行っている団体の方の発表があったのですが、その冒頭、次のような、ご自身の経験談を話されました。
「行政から配布されるタクシー利用券を使って障がいを持つ我が子とタクシーに乗ったら、ドライバーから「こんな券を使ってタクシーに乗るなよ」と言われました。それから十数年間、私と子どもはタクシーを一度も使いませんでした」と。
正直、とてもショックでした。
一番前の席に座って聞いていたのですが、私は、泣けて泣けて仕方ありませんでした。
ドライバーの何気ない一言が、十数年もの間、その親子をタクシーから遠ざけてしまったのだと思うと、タクシー事業者の1人として、本当に申し訳ない気持ちになってしまいました。
そう、タクシー事業者は、こういった声を、まずきちんと受け止める事から始めないとダメだと思います。私の会社のドライバーが投げつけた一言ではではありませんが、タクシーの一端を担う者として、ドライバーの一言が、利用者の方の心を深く深く傷付けている事実があるという事を、まずはきちんと受け止めなければいけないと思います。
表面的な乗務員教育ではなく、乗務員の心を動かすような教育が、今、タクシーには求められていると思っています。
だからこそ、子育てタクシーは、利用者目線に立った所で、子育て支援事業者の方々の協力を得、乗務員養成講座を行っているのです。
着実に丁寧に確実に。
誰に対しても、運転も接客も優しい乗り物になりたいと思っています。
役員改選時期であった本年度、全国子育てタクシー協会の会長職の再任を頂きました。
微力ですが、もうしばらく頑張っていこうと思っています。
みんなの力を借りながら、1歩ずつ、少しずつでも前に進みたいと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
