□うちだの徒然草: 2008年1月アーカイブ

いろんな縁がめぐってきて、19歳のドレッドヘアの青年と話す機会を頂きました。「働きたい」という彼の純粋な想いと彼のヘアスタイル。彼の抱える社会に対する矛盾も痛いほどわかり…。
それでも、彼より20年も長く生きている先輩として、企業人としてアドバイスできることをしました。

…で、2人でランチを食べた後、ドレッドヘアを切りに美容室へ行きました。

髪を切られている彼は、時々目を閉じて、何かを決心しているようで…。潔い彼の姿に、19歳の青年の姿に、私の方がたくさんの勇気をもらいました。
小さい頃から変わらぬきれいな目をした可愛らしい笑顔は、短くなったその頭を照れくさそうに撫でながらも、きらきら輝いていました。

いろいろ話を聞いてくれて、美容室まで付き合ってくれたお礼?として、好きな音楽のMDをもらいました。40歳のおばさん?お姉さん?にはちょっと厳しい…音楽でしたが、でも頑張って聴いてるよ〜。今度はメル友になる約束もしたしね。

彼のおじいちゃんとおばあちゃんにお世話になり、彼の母親に幾度となく助けられた気持ちを、彼につなげた事、良かったです。今度は彼が、今の気持ちを誰かにつなげていってくれたら…そう思っています。

辛い事があると、近くに焦点を合わせず、遠くを眺める事にしています。

「星空をながめるとき、あるいは果てしない海をながめるとき、目の緊張が完全にほぐれる。目がほぐれると心が解き放たれ、足どりも自信にあふれる。自分の内部のすべて(臓器までも!)がほぐれ、しなやかになる」〜アランの幸福論より〜

昔から空をながめるのが好きで、子どもの頃はよく空をながめていました。
最近、空をゆっくりながめたことないな〜なんて思っていたら、友人が『空はまるで』という曲が入っているCDをプレゼントしてくれました。
この曲を聴きながら空をながめると、さらに元気が倍増しています。(ありがとう!)

多分、私たちが抱えている悩みなんか、この空に比べると本当にちっぽけなものなのかもしれません。…なんて、達観できたらいいんですけどね。でも、次から次に押し寄せる物事にのみ込まれないよう、空を仰ぎ見なければ…と思う毎日です。

先日、寒い日にポルシェ(そう、あのスーパーカーです!)に乗せて頂く機会があり、あの忌まわしい事件を思い起こしたので…というか、皆さんあんまり体験されたことのないことだろうから、ブログネタに、と思っていたことを今日はご披露しましょう。
「寒い日」「ポルシェ」=火事…なんです。
大学4年生の卒業間近の頃、住んでいたアパートが火事になりました。(ホント、いろんな経験してます。この時も、友人から「輝美の人生はドラマのようだ」と言われました…ハイ)
その日は大学の先生の息子さんが経営されているゴルフの練習場に誘われて、初めてゴルフの練習をした日でした。練習を終え、夕方西武池袋線沿いの駅に降り立ち、近くのコンビニで買い物をしていたら、消防車がすごい勢いで走り去って行ったので「近くで火事なんだ〜」と他人事のように思っていたのです。
コンビニの袋を提げてアパート近くまで来ると、アパートの前に消防車と人だかり…。先に到着していた友人たちに「どこ行ってたの!」と怒られ、消防署の人に名前を確認され、もうそれはてんやわんやの騒ぎでした。
幸い火元は私の部屋ではなかったので、それだけはほっとしました。
半焼で済んだので、私の部屋は燃えてはいませんでした。それでも、消防署の方に「必要なものをとってきて下さい」と言われ部屋に入ったら、それはそれはすごい事になってました。すすの匂いと消化剤の匂いがすごく、窓は割れ、すべてが水浸しでした。
あまりの惨状に、何をどう持ち出していいか分からず、なぜかタンスの中にあったジーパンを2本持ち出したのみでした。後で、友達に思いっきり笑われましたけど、その時はそれが精いっぱいだったんですよね…。
そうそう、確か卒業制作も水浸しになって、書き直したんじゃなかったかな〜。もう、記憶があいまいですね、その辺は…。

…で、どこでポルシェが出てくるかって?
その火事を聞いた大学の先生が愛車のポルシェで駆けつけてくれて、最後、親戚の家まで送ってくれました。ボーっとした頭で、膝の上に2本ジーパンを抱えて、ポルシェに乗っていた私は、そのアンバランスさがおかしいな…なんて事を考えていて、それがその時の思い出として強く印象に残っています。

大学時代の友人総出で火事の後始末をしてくれた事、これも今となってはいい思い出です。その時も多くの方に弱った心を助けて頂きました。何事も経験は人を強くします。そして何より、人の優しさと有難さを感じて、それを次の人につなげようとする力が出てくるんですよ。でも、そんなのは後から感じる事であって、あの時はただボーっとしていただけなんですがね^^;

昨夜は義理の姉の家族を含めた多人数で新年会。そんな時も、5歳になる息子は周りの目をはばかることなく、私の膝に座ってくる甘えん坊。姉から「そんなふうに膝に座ってくれるのもあと1、2年よね〜」と言われ、ハタと気付く事がありました。
そう言えば、上の娘が私の膝に座らなくなったのはいつのことだろう?
今年年女である小5の娘は、身長も私とさほど変わらず、靴のサイズなんかとうに追い越してしまいました。膝に座られても重くて悲鳴を上げそうですが、それでも、いつの間にか大きくなった娘の事を思うと、嬉しいような寂しいような…。

難しい年頃に突入する娘は、正月早々、些細な事で主人とぶつかってしまい、一人自宅へ退散。
最初は放っておくかと思った私でしたが、久しぶりに娘と二人の時間を過ごしてみようと思い、私も一足先に自宅へ戻り、娘と二人でおせちをつつきました。

仕事が仕事だけに、お正月もお盆も休みの日も一緒にゆっくり過ごしてあげることはできないけど、娘は娘なりにそれを理解し、「頑張って」と、いつも背中を押してくれます。
そんな話もポツリポツリとしながら、美しくなっていくであろう娘の顔を眺めていました。
保育園の頃から自分のなりたい職業を決め、今もそれに向かって様々な取り組みをしている意志の強い娘なのですが、これからどんな人たちと出逢い、悩み喜び成長していくのかと思えば、親として期待と不安が交錯しますね。
私も40年生きてきたけど、子育て年齢は12年。私自身も悩んだり迷ったりするんだろうな。きっと子育てに関しても、これが正解!なんてことはないんでしょうが、話を聞いてくれる人がいたら、それだけで助かると思います。

「子育てタクシー」ドライバーがそんな役目も果たしてくれればいいな…と思いつつ…あっ、イカン!仕事モードですね。
いやいや、すべてはつながっているんですよ。子育ても仕事も遊びも!…ねっ。

新年明けましておめでとうございます。諫早市内は一面雪化粧。いつもは会社に向かう車の中から初日の出を見るのですが、今日は雪が舞う中、白一色になった街を眺めながら、出社しました。

寒さが厳しい幕開けに、今年もまた厳しい年になりそうだなと思いつつも、白一色に覆われた街を見ると、「一からのスタートもありだな」と思ったりして…。
『前向きに明るく元気よく!』小学生みたいな目標だけど、基本はそうでしょ、と思っています。

家族の顔を見て元気をもらい、社員さん達の顔を見て元気をもらい、友人からのメールに元気をもらい、いつもと変わらぬ日常だけど、そんなことに幸せを感じた1日でした。

今年も肩肘張らずに頑張ります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2009年9月

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