2011年9月アーカイブ

先日、娘の誕生日のリクエストを受けて、博多の天神コアへ買い物に。

「天神コア」ご存知ですか?
うーん、九州の109って感じですかねー。今ドキの女の子達の聖地みたいな…。

なんでも今月リニューアルオープンをしたとかで、九州初上陸のブランドがあるらしく、それを楽しみにしていた娘と二人でショッピングを楽しみました。

 

今年15歳になった娘は、ファッションにとても興味があります。
雑誌などを参考にしながら、今どきの女の子らしく、上手にいろんなお洋服を着こなしています。

 

二十数年前…。私にもそんな時期がありました。
…というか、私の場合、そんな興味を持ちだしたのは母の影響でした。

大学生になっても化粧もしない私を心配し、わざわざ長崎から化粧品を送ってくれたり、「イヤリングをつけると顔の周りが明るくなって印象が変わるのよ」とアドバイスくれたり、「今年の流行色は赤だから、どこかに取り入れるといいよ」など、年頃の娘の成長を自分も楽しんでいるようでした。
そういえば、時々、長崎で購入した、母が見立てた洋服を送ってくることもあったなぁー。

 

リニューアルした天神コアは、若い女の子でいっぱいでした。(母娘連れの姿も多く目立ちました!)

今年の流行りはチェック柄とファー!
流行に鈍感な人が見てもわかるくらい、どのお店に行ってもチェックとファーの商品が置いてありました。

 

最初は、「チェック柄ってあんまり好きじゃない!」と言ってた娘ですが、私が「赤いチェック柄のシャツ似合うと思うよー。流行のもの1つ取り入れると楽しいよー」と話すと、「じゃあ挑戦してみる」と言って、ファーのベストと共にチョイス。
試着室から出てくる度に、親子でワァーワァーキャーキャー言いながら楽しませてもらいました。

 

娘とのそんなやりとりを帰りの車の中で思い出し、

あっ…と思い出しました。 

私も母とそんな会話をよくしてたなーって。

 

私の母は、50歳で亡くなりました。
最後は、リウマチの治療で入院していた大分の病院で倒れ、そのまま帰らぬ人となったのですが、亡くなった後、遺品を整理していたら、私あてに書いた手紙が、便箋から切り取られることなく見つかりました。

 

母は、あまり字を上手に書く人でなかったので、手紙を書くことがすごく億劫だとよく話していました。(そのせいで、私は小学・中学時代と書道をさせられ、段位までとることができましたが…)
なので、その手紙も私に出すことなく、手元に残したままだったのだと思います。

 

下手な字で書かれた手紙は、何度も削ったり足したりの繰り返しで、内容もとりとめのない事ばかりでした。

 

でもね、その手紙の最後の行を読んで、私は泣き崩れてしまいました。

 


「今年は花柄のお洋服が流行りだって。買ってあげられなくてゴメンね…」

 

自分の手足の痛みに耐えながら、それでも年頃の娘の成長に、遠く思いを馳せていたのでしょう…。
自分と母、娘とあの当時の私を重ね合わせると、その時の母の気持ちは、今の方が痛いほどよくわかります。

 

夕陽の中、隣で疲れて眠る娘の姿を見ながら、「今年流行の物ならば、娘に着せてみたいわー」と思った私の中に、私は自分の母を感じたのでした…。

秋の夜長…。

 

最近、読書とDVD鑑賞にはまってます。

 

読書は、専ら小説。それも長崎出身の作家、吉田修一さんのもの。
なんでもない日常の一コマが、この季節と重なって切ない、切ない…。

 

DVDは、タイトルやネットで見かけた作品を手当たり次第。
大ヒット作品!より、これもまた季節のせいか、静かにそこに佇んでいる作品を選ぶことが多いです。

 

…で、DVDのジャケットの写真に魅かれて、ネットであらすじをちょっと読んで、観たくなったのが今日のブログのタイトル「悲しみよりもっと悲しい物語」。

 

韓国映画です。
人気があるらしいけど、(私の中では)イケメンとは呼べないクォン・サンウ主演の映画です。
 

映画の内容は、あまり詳しく書かないけど、私的には、とーーーーっても良かった!

 

静かさ、深さ、切なさ。それらが淡々と流れていく感じで。

 

「詩」のような作品だと思ったら、監督のウォン・テヨンは韓国で人気の詩人だそう…。
見終わった後に、心にジーンとしたものが残る感じを久しぶりに味わいました。

 

読書もDVD鑑賞も、合間合間をつなぎ合わせての時間ですが、それでも非日常の世界に入り込め、心を豊かにすることができます。
特に、忙しさで心を亡くした時には、無理にでもそういう時間を作る必要があるのかもしれません。

 

秋の夜長、切ない時間を重ねてみるのもいいですよ(*^_^*)

いろんな立場のいろんな出来事やトラブルが重なって、それも自分の中で解決・消化をしなければならない事が、年に数回襲ってきます。

 

出張前から抱えていた悩ましい問題は、出張の期間ぶら下げて歩いていただけで、当然何の解決もできているはずもなく、出張から帰ってきたその日の夜は、そんな苛立ちと不安が、疲れた体と心にさらに重くのしかかってきました。

 

「はぁーーーーー」

 

娘に背を向け洗濯物をたたんでいた私のため息は、きっと自分でも気付かないくらいの大きなものだったのでしょう。
娘がすぐさま寄ってきて、「背中、マッサージしようか?」と声をかけてくれました。

 

娘の気遣いが嬉しくて、その言葉に甘え、洗濯物をたたみながらマッサージをしてもらう事にしました。

 

なんかねぇ…。
娘の手のぬくもりが優しくて、娘の気遣いが嬉しくて、じわーっと涙が出たんです。

 

何かを抱えている母の姿を、様子を、子どもながらによく見てくれています。
ありがたいですね。

 

いやー、久しぶりに、何とも辛い出来事にぶち当たってしまって、事を進めるのも放っておくのも心が痛む作業なので、ホントに辛くてね。
だから、娘の心遣いが、とってもとっても心にしみました。

 

いや、ただ、それだけの事だったんですが、それだけの事を、どこかに書き記しておきたくて、ブログに書いてみました…。

 

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